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2020年、期待のスマホMMORPG厳選31アプリ!


2020年がスタートしたので、2020年以降期待のスマホMMORPG・オンラインゲームを厳選して31アプリ紹介しておこう。

動画で詳しく紹介しています▼

動画では19タイトルに絞って紹介しています。

1. エターナル


発売・開発元: アソビモ
ジャンル:MMORPG
配信日:2020年初頭
スマホの限界に挑む世界最高レベルの3Dグラフィックを筆頭に、時間の概念が存在する新感覚のゲーム体験、壮大かつ記憶に残るストーリー設計など、これまでのMMORPGの常識を覆す超大作。
遠景や水の表現が非常に美しい。
これだけ遠くまで綺麗に描画しているスマホMMORPGは、他にはなかなか無いのではないだろうか。
雲が流れていたり、雨が降ったり、鳥も飛んでいる。
MMORPGらしい世界が広がっている。BGMも良い。
モンスターを含むキャラクターデザインは、天野喜孝氏が担当。

クローズドβテストは実施されたが、問題点としては戦闘の操作性が良くないという意見が多い。
またCBT1ではオート戦闘は無かったが、CBT2ではオート戦闘が実装された。
オート戦闘が実装されたことによって、他社のオートで進んでいくスマホMMORPGとそれほど違いのないゲームになってしまったと正直感じた。
この2点が正式リリースまでにどのように変わるのかが注目。

2. 原神(Genshin Impact)


発売・開発元:miHoYo
ジャンル:オープンワールドアクションRPG
配信日:2020年
幻想大陸「テイワット」を舞台に、「旅人」と呼ばれるキャラクターに扮し世界を自由に冒険しよう!
特色ある都市建築、神秘的な領域と豊かな自然地形をユーザーが自由に探索できるのが特徴。
クライミング、水泳、飛行などのアクションを駆使して大陸での冒険を繰り広げる。
面白そうだ。

「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」に似てるという声をよく聞く。
良くも悪くも注目度が高いタイトル。
これはMMOではないが、マルチプレイで遊べるゲーム。

3. 二ノ国:CROSS WORLDS


発売・開発元:ネットマーブル
ジャンル:MMORPG
配信日:2020年下半期
「二ノ国」のスマホMMORPG。
ネットマーブルの「リネレボ」の中心開発スタッフによってUnreal Engine 4で開発されている。
カートゥーンレンダリングによる美しい3Dグラフィックス、高品質のカットシーンを前面に出して、童話風アニメの感性を強調した。
アニメーションの中を旅しているかのような臨場感を味わうことができる。

4. ディアブロイモータル


発売・開発元:Blizzard Entertainment , NetEase
ジャンル:MMORPG
配信日:-
Blizzard EntertainmentがNetEaseと共同で開発するアクションMMORPG。
大ヒットシリーズ「ディアブロ」のスマホ向けタイトル。ハクスラが楽しめる。
NetEaseは他社のタイトルに似たゲームをリリースしたりというのがあるので賛否両論はあるが、ある程度以上のクオリティのゲームを作るというイメージはある。
また手動操作のゲームを作るというイメージもある。
なので手動操作がメインのスマホMMORPGをプレイしたい人は「ディアブロイモータル」にちょっと期待できるかもしれない。
最新のPVが公開されたりはしているが、配信時期の発表はまだない。

5. ワールドオブドラゴンネスト


発売・開発元:Eyedentity Games
ジャンル:オープンワールドMMORPG
配信日:2020年1月8日 東南アジアサービス開始
ドラネスIPをベースにしたモバイルMMORPG。
多くのプレイヤーが一緒に世界を探索することができるオープンワールドとなっている。
男女どちらの性別でも選択することができる。
2つの異なる武器を交換しながら戦うことができ、スキルは装備した武器に応じて変化。
対人戦も熱い。

6. ドラゴンネスト2


発売・開発元:Tencent Games / Shengqu Games(旧Shanda Games)
ジャンル:MMORPG
配信日:-
上で紹介した「ワールドオブドラゴンネスト」とは別物。
中国でテンセントがサービス予定。
これは日本に来るかはわからない。
来るとしても「ワールドオブドラゴンネスト」の方が先に日本に来そう。

7. DbDモバイル


発売・開発元:Behaviour Interactive
ジャンル:非対称対戦型ホラーサバイバルゲーム
配信日:2020年
キラー(殺人鬼)と呼ばれるキャラクター1人とキラーから逃げながら協力して脱出を試みるサバイバー(生存者)4人で対戦する “鬼ごっこ型” の対戦ゲーム。
PC版は2016年の発売から全世界プレイヤー数約1,200万人にまで広がり、世界中で人気を集めている。
モバイル版が2019年末のリリース予定だったが、2020年に延期となった。

8. ラグナロクオリジン


発売・開発元:GRAVITY
ジャンル:MMORPG
配信日:-
ラグナロクオンラインの感性を最も完璧に盛り込んだ大型新作スマホMMORPG。
膨大なスケールと美麗なグラフィックで生まれ変わったラグナロクの世界の中の有名都市を探検し、園芸、採掘、釣りなど各種生活スキルで豊かなファンタジーライフを楽しもう!
既にリリースされているラグナロクMよりも、もちろんクオリティは高く見える。
海外でもまだリリースされていないので、日本に2020年内には来ない可能性が高い気はする。

9. ラグナロクX:Next Generation


発売・開発元:Shanghai The Dream Network Technology
ジャンル:MMORPG
配信日:-
ラグナロクの再現を超えて新たな解釈を加味。
フル3Dの美しいグラフィックで発展したラグナロク。
上で紹介した「ラグナロクオリジン」と、そこまで大きくゲーム性が違うというほどではないような気もするが。
どちらもよさげ。

10. ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター


発売・開発元:スクエニ
ジャンル:アクションRPG
配信日:2020年夏
「ファイナルファンタジー」のアクションRPG『クリスタルクロニクル』が15年の時を経て美しく蘇る!
瘴気から村を救うための「ミルラの雫」を求め、広大な世界へと再び旅立とう。
さらに今作ではオンラインマルチプレイに対応し、離れたフレンドとプレイ可能。ダンジョンには新たなエリアが加わり、まだ見ぬ世界が待ち受ける。

11. プロジェクトオーディン


発売・開発元:LIONHEART STUDIO
ジャンル:MMORPG
配信日:2020年 韓国サービス予定
北欧神話を背景としたスマホMMORPG。
Unreal Engine 4 を使用した実写風の華麗で壮大なグラフィックを誇る。
広大なマップでは神話の中の大陸をリアルに体験することができ、その中で繰り広げられるプレイヤー間の大規模勢力戦やPK、地形を活用した多彩で自由度の高いプレイを楽しむことができる。
「大韓民国ゲーム大賞」で大賞を受賞した「BLADE」の製作者が、各分野での豊富な経験を持つ実力者たちと共に開発中。
PVはそれっぽく良さげに見える。

12. V4


発売・開発元:ネクソン / NAT Games
ジャンル:MMORPG
配信日:2019年11月7日 韓国サービス開始
最高レベルのグラフィックス、戦闘状況や利便性に応じて選べる様々なカメラモード、他のサーバーのユーザーと接触することができるインターサーバー機能が特徴。
韓国ではセルラン5位くらいで健闘している。
ネクソンなので、そのうち日本にも来るか。

13. リネージュ2M


発売・開発元:NCSOFT
ジャンル:MMORPG
配信日:2019年11月27日 韓国サービス開始
「リネージュ2」のIPを活用したスマホMMORPG。
韓国ではリリースされた。
非常に注目度、期待度の高かったタイトルだが、思っていたほどのクオリティでは無いか。
悪いモノではないのだろうが、「真新しさがない」「特に感動はない」といった声が聞かれる。

韓国ではリネージュIPが強力なので、アプリストアのセールスランキングでは1位を達成しており非常に売れている。
しかしリネージュIPが韓国ほど強くない日本市場で、大きく成功するというのは難しいかもしれない。
好き嫌いは大きく分かれそうだ。

14. AION2


発売・開発元:NCSOFT
ジャンル:MMORPG
配信日:-
PC MMORPG「AION」のIPを正統継承したスマホMMORPG。
他のサーバーに移るワールド時空の亀裂、自由滑空など立体的な戦闘が特徴。
「リネージュ2M」が思っていたほどのクオリティでは無かったので、同じNCSOFTの「AION2」もちょっと雲行きが怪しいかもしれない。

15. ブレイドアンドソウル2


発売・開発元:NCSOFT
ジャンル:MMORPG
配信日:-
「ブレイドアンドソウル」の正式後続作。
前作固有の感性とスタイリッシュなアクション、しっかりしたストーリーラインを継承。

16. ロストアークモバイル


発売・開発元:Smilegate RPG
ジャンル:MMORPG
配信日:-
PC MMORPG「ロストアーク」のスマホ版が開発中。
ハクスラ系MMORPG。生産・採集などの生活コンテンツ、航海など膨大なコンテンツ。
開発は順調で、ロストアークをベースに開発中であるためロストアークの開発期間よりも、はるかに高速で公開することができそうとのこと。

17. セブンナイツ2


発売・開発元:ネットマーブル
ジャンル:MMORPG
配信日:2020年第2四半期 韓国サービス開始
セブンナイツ30年後の世界。
8等身実写キャラクターで製作された数十種の原作のヒーローを含めて、新しいヒーローが登場する。
プレイヤーは一度に4つのキャラクターをコントロールして戦闘を行う。

18. セブンナイツ レボリューション


発売・開発元:ネットマーブル
ジャンル:MMORPG
配信日:2020年下半期 韓国サービス開始
人気収集型モバイルRPG「セブンナイツ」のIPを利用したスマホMMORPG。
カジュアルな5等身風のキャラクターが登場する。セブンナイツの英雄たちが消えた後、混沌の世界を救うために設立された騎士団の物語を扱っている。
上で紹介した「セブンナイツ2」とは別物。

19. GRAN SAGA


発売・開発元:NPIXEL
ジャンル:MMORPG
配信日:2020年 韓国サービス予定
ドラゴンの呪いから王国を救うために冒険に出る騎士団の物語。
Unreal Engineを利用したコンソール級グラフィックスと繊細に演出されたファンタジー大陸は、ゲームの没入感を一層高める。
開発元のNPIXELは「セブンナイツ」を作ったベテラン開発陣が集まった新生開発会社。

20. A3: Still Alive


発売・開発元:ネットマーブル / IDEA Games
ジャンル:バトルロイヤルMMORPG
配信日:2020年第1四半期 韓国サービス開始
戦略とコントロールで最後の1人を決めるバトルロイヤル方式の「戦略デスマッチ」と、サーバー全体のプレイヤーと無差別PKを楽しむことができる「エリアフリーPK」など、既存のスマホMMORPGで見ることができなかったコンテンツを体験することができる。

21. TRAHA


発売・開発元:ネクソン / MOAI GAMES
ジャンル:MMORPG
配信日:2019年4月18日 韓国サービス開始
Unreal Engine 4で製作。
メガオープンフィールド、多様な生活コンテンツ、装着武器によりクラスが無限に変化。

22. マビノギモバイル


発売・開発元:ネクソン
ジャンル:MMORPG
配信日:-
原作「マビノギ」で楽しむことができた採集、アルバイト、狩猟、演奏、コミュニティなど様々な活動をモバイルでそのまま楽しめる。

23. テイルズウィーバーM


発売・開発元:ネクソン
ジャンル:MMORPG
配信日:-
ネクソンの長寿オンラインゲーム「テイルズウィーバー」 のIPを活用したモバイルMMORPG
ユーザーから多くの愛を受けた「テイルズウィーバー」の「エピソード1」の世界観を背景にしている。

24. スピリットウィッシュ


発売・開発元:ネクソン
ジャンル:MMORPG
配信日:グローバルでサービス中
童話の中の世界を連想させるゲームグラフィックで、3つのキャラクターを同時に操作するマルチバトル方式、細かい戦略設定システム、レイドマッチングなどを打ち出したスマホMMORPG。

25. FF11リブート


発売・開発元:スクエニ、ネクソン
ジャンル:MMORPG
配信日:-
「ファイナルファンタジーXI」のモバイル版MMORPG。
Unreal Engine 4でハイクオリティグラフィックスとして開発中。
業績発表で公開した資料に今後配信予定の新作パイプラインとして「ファイナルファンタジー11 R」が記載されていた。
なので開発は継続しているようだが、ゲーム内容や進捗状況について、ほとんど情報が公開されていない。

26. サマナーズウォーMMORPG(仮題)

s2
発売・開発元: Com2uS
ジャンル:MMORPG
配信日:-
「サマナーズウォー」のIPを活用した大作スマホMMORPG。
召喚師と召喚獣の連携プレイ、多数の召喚獣を活用した戦略的なプレイを予定。

27. 月光彫刻師


発売・開発元:Kakao Games / XLGAMES
ジャンル:MMORPG
配信日:韓国では配信中
ゲームファンタジーウェブ小説「月光彫刻師」のIPを使用して制作されたスマホMMORPGアプリ。
老若男女誰でも簡単気軽に楽しむことができ、カジュアルなグラフィックスタイルを採用した。
小説の中の仮想現実ゲーム「ロイヤルロード」にアクセスしたこと以上の多彩な経験をプレイヤーに提供する。

28. グラナド・エスパダ モバイル版


発売・開発元:HanbitSoft
ジャンル:MMORPG
配信日:2020年下半期
1つのキャラクターを操作・育成するMMORPGとは違い、3つのキャラクターを同時に操作することができるのが特徴。

29. 真・三國無双8モバイル(仮称)


発売・開発元:ネクソン
ジャンル:MMORPG
配信日:-
中国大陸を広大な1枚のマップとして表現し、多彩にプレイ展開が変わるオープンワールドシステムや、シリーズの醍醐味である一騎当千の爽快感を味わえる無双アクションをスマホ上で再現。

30. 大航海時代オリジン


発売・開発元:LINE Games / コーエーテクモゲームス
ジャンル:オープンワールドMMORPG
配信日:2020年
「大航海時代2」をベースに、16世紀中世の服装や建物など多様な文化をはじめ、港、船などを最新のUnreal Engine 4 の高クオリティグラフィックスで実装。

31. 涙を飲む鳥


発売・開発元:KRAFTON
ジャンル:MMORPG
配信日:-
「遺伝」をテーマとしたMMORPG。
プレイヤーはキャラクター同士の結婚を通じ、容姿と能力が遺伝したキャラクターを産み、成長させることができる。


■2019年振り返り。『黒い砂漠モバイル』の年
2019年は、スマホMMORPGとしては『黒い砂漠モバイル』の年だったと言えるのではないだろうか。
それまでは「リネレボ」が幅を利かせていたが、2019年初頭に「黒い砂漠モバイル」がリリースされ「リネレボ」を抜き、アプリストアのセールスランキングで上位にランクインし、大きなインパクトを与えた。
派手なエフェクト、豪快なアクション性で「リネレボ」とは違ったオートゲーMMORPGを見せてくれた。

2018年末に登場した「ヴェンデッタ」「フェイス」は、「黒い砂漠モバイル」の勢いを止めることはできずに、大きく順位を下げた。
「イカロスM」も「黒い砂漠モバイル」に負けた。
PC版MMORPGの時もイカロスは黒い砂漠と同時期にリリースして負けたのだったか。
2019年にリリースされた「テラオリジン」「ブレイドアンドソウルレボリューション」もあまり上手くはいっていない。
2019年の新作は「黒い砂漠モバイル」以外だと、健闘しているのは「アッシュテイル」と「ラグマス」ぐらいだろうか。

そんな好調を維持してきた「黒い砂漠モバイル」だが、少し陰りも見えきた。
2019年末時点でのアプリストアのセルランでは、50位から100位手前の順位を付けることもちらほらでてきている。

■スマホMMORPG市場が飽和
アプリゲーム市場が飽和気味であるが、スマホMMORPGも飽和している。
同じようなスマホMMORPGが大量にリリースされ、代わり映えがしないというのはある。
競争が激化している。

「リネレボ」「黒い砂漠モバイル」はオートゲーMMORPGとしては、それなりに完成されているように感じる。
これを大きく超える新しい体験をもたらすオートゲーMMORPGを作るというのは、なかなか難しい状況だ。
非常に期待度の高かった『リネージュ2M』が韓国でリリースされたが、評判は微妙だ。
韓国では、多くのスマホMMORPGが開発されているが、正直そこまで大きなインパクトを与えるほどのタイトルは見当たらないかもしれない。
多くが「リネレボ」「ヴェンデッタ」「フェイス」などから少し派生したゲーム。
もしくはそれらのカジュアルグラフィックバージョン。
PC MMORPG時代も量産型MMORPGが大量にリリースされていたが、歴史は繰り返すということか。

ガワだけ変えたような、中身はほぼ同じというのは、日本市場では、もうなかなか厳しいかもしれない。
頭一つ抜けた何かがないと、似たようなMMORPGが大量にリリースされているので、すぐに淘汰されていく。
イナゴ民がすぐに移動していく。

見えているところとしては、手動操作がメインのMMORPG。この席は空いている。
オートで進行するスマホMMORPGは大量にあるが、手動操作がメインの大型な新作は全くない。
周りでは激しい椅子の取り合いをしているが、この席だけはポツンと空いている。誰か座らないのか。
オートゲーが好きなユーザーは多いが、キャラクターがオートで動き出して、オートで戦闘をしだした時点でゲームをクリアしてしまう層も大勢いる。

■2020年注目のスマホMMORPGは?
2020年の注目のスマホMMORPGを挙げるとするならば、IPが強い「ラグナロクオリジン」や「ワールドオブドラゴンネスト」。
「ラグナロクオリジン」は2020年内に日本にはまだ来ないと思うが。
あとは「二ノ国:CROSS WORLDS」もIPの力があり、アニメーションの中を旅しているかのようなグラフィックで注目ではある。
ディアブロイモータル」は他とは違う本格的なハクスラが楽しめそうで、またNetEaseは成功させているタイトルも多いのでこれも注目。
原神」はMMOではないが面白そうに感じる。これは売れそう。
エターナル」はオート戦闘がない段階ではユニークに感じていたが、CBT2からはオート戦闘が実装され、他社のオートゲーMMORPGとそれほど違いがない&他社オートゲーのちょっとテンポが悪いVerのように感じてしまったので、このままでは大きく成功できるかは微妙か。ブラッシュアップ次第。

■バトロワが強い
ここ数年はバトロワゲームが強い。人気がある。セルランでも上位。
「PUBGモバイル」「荒野行動」。
PUBGモバイルはプレイしていたが非常に面白い。
バトロワジャンルは成熟してきた感もあるが、まだまだ面白いし人気がある。
FPS「CODモバイル」もリリース後の2ヶ月間で全世界で約8700万ドルの売上、1億7200万ダウンロードを記録し大成功している。

あとはNetEaseがなかなか強い。
「Identity V」「ライフアフター」。
これらも売れている。

MMORPGよりも、これらの別ジャンルのオンラインゲームに人が流れていっているのだろうか。
非対称マルチプレイ対戦ゲーム「Identity V」の元となった「Dead by Daylight」のモバイル版「DbDモバイル」も正式リリースされれば売れそうだ。

■2020年の注目はクラウドゲーミングサービス
2020年以降の注目は、クラウドゲーミングサービスか。

クラウドゲーミングサービスとは、プレーヤー側で入力した操作情報をクラウドサーバーに送信し、クラウドサーバーで処理を行い、その操作結果の映像が手元の端末に送られてきて表示される仕組みのサービス。
ゲームで遊ぶときに発生する負荷がかかるデータ処理をスマホ本体でするのでは無くサーバー側で行うので、スマホで高性能を要求するPCゲームなどを遊ぶことができるようになる。

クラウドゲーミングサービスとしては、NVIDIAとSoftBankの「GeForce NOW」、Microsoftの「Project xCloud」、Googleの「Stadia」などが動き出している。
GeForce NOW」は日本サービスに向けたクローズドβテストの参加者を募集中だ。
またTencentも中国でクラウドゲーミングサービス「START」を発表。Facebookはクラウドゲーミング企業を買収。そしてAmazonもクラウンドゲーミングサービスに動き出すという情報がある。

クラウドゲーミングサービスの問題点としては「遅延」がある。
回線の通信速度が遅いと、入力操作をしてからキャラクターが動くのに遅延が発生してしまいワンテンポ遅れて動いたり。
快適なプレイができないという問題が発生する。

しかし、その問題も次世代ネットワーク「5G」が普及すれば大きく変わってくる。
5Gは現在普及している4Gと比較して、通信速度は20倍、遅延は10分の1。爆発的に通信速度が上がる。
日本では、2020年春より5Gの商用サービスが続々と開始する。
こうなればクラウドゲーミングサービスの時代が来る。

クラウドゲーミングサービスが来ることで、大きく勢力図が変わる可能性がある。
これだけ大きくなったアプリゲーム市場のユーザーが、PCゲームやコンシューマゲームにどばっと流れ込むことになる。
わざわざゲーミングPCやコンシューマ機を買うほどではなかったユーザーも大勢いると思うが、誰もが持っているスマホで簡単にプレイできるのならプレイするようになる。
中途半端なハイクオリティのモバイルゲームは、PCゲームに喰われてしまうのではないだろうか。
コアなゲームをプレイしたかったモバイルゲームユーザーは、モバイル向けに簡素化して作られたモノではなく、よりクオリティの高いPCゲームを遊ぶようになる。
アプリゲーム市場は飽和気味で競争が激化しているというのもあるので、モバイルユーザーをPCゲームに誘導できるのであれば、それならモバイルよりもPCゲームを優先して作る企業が増える可能性もある。

PCやコンシューマ向けに開発中のMMORPG/アクションRPGを簡単にいくつか挙げると、ハクスラ「ディアブロ4」、リネージュ最新作「PROJECT TL」、黒い砂漠開発元パールアビスの「紅の砂漠」「プランエイト」、Cygamesの「グランブルーファンタジーリリンク」「Project Awakening」、バンダイナムコの「ブループロトコル」などがある。

もちろんモバイルゲームよりも、これらの方がクオリティは全然高い。
こういったタイトルがクラウドゲーミングサービス経由でスマホでプレイできるようになるのなら、プレイしたいと思う人は大勢いるだろう。

数年後には、スマホからPCやコンシューマ向けのゲームを普通に快適に遊べるのが当たり前になっているのかもしれない。









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